甲府市女性市民会議(六期生)は、男女がともに生きるまちづくりを目指し策定された「こうふ男女参画プランに基づき、平成14年2月から2年間にわたり学習活動を行った。

「人権の尊重と男女平等の意識づくり」「まちづくりへの男女共同参画」「ともに生きるための福祉環境づくり」「生涯を通じた健康づくり」を基本テーマに4つの班に分かれ、それぞれ自主的実践活動を展開した。
2年間の集大成を「班活動報告書」(甲府市女性市民会議発行)にまとめ発表した(2004.02)。以下は、平嶋恵子が参加した3班の活動報告、「班活動報告書」からの抜粋である。

●甲府市女性市民会議第六期生3班メンバー(50音順)
青沼能婦子・飯島たみ子・\守正子・三枝晶子・志田澄子・下出幸子・鷹野かつ子・丹後つる代・永井直江・中村律子・西山治美・平嶋恵子(班長)・三井早苗

ともに支えあい 楽しく 元気に 美しく 09

活 動 の 内 容
8.甲府市の高齢者健康教室 “健康寿命をのばそう” アルジャン体操
こうふアルジャン4階

講師:甲府共立在宅介護支援センター 
理学療法士 落合一樹 / 保健師 吉川美智子


(1) 転倒しない身体づくり 〜自宅で手軽にできる筋力アップ体操〜

高齢者の転倒は、加齢による身体機能の低下も一つの要因と考えられます。また骨折、閉じこもりなどの原因にもなり、ひいては寝たきり、痴呆につながるという恐れもあります。転倒しない体づくりということが、大切な課題になります。

甲府市でも広報誌で、この事の重要性を市民にアピールしていました。この記事を目にとめ、“転ばぬ先のつえ”転倒予防体操に取り組み学習することになりました。

ア.基本体操
(ア) 指に刺激を与える体操(脳の活性化に効果的)

指先の曲げ伸ばし(図解1)、指そらし左右(図解2)
    
(イ)
 肩をほぐす体操(肩こりの予防に効果的)

腕の上げ下ろし、腕の開き閉じ

(ウ)
 体全体をほぐす体操(柔軟性を高める)

腕の押し上げ横曲げ、体前屈  

図解1(左下) 図解2(右上)
イ.筋力アップ体操
    
(ア)
 足の筋力をつける体操

片足体重かけ(図解3)、かかとあげ(図解4)、足首の曲げ伸ばし(図解5)、片足上げ/左右(図解6)、足の前後交差(図解7)

(イ) 腰の筋力をつける体操

よつんばい上体そらし、よつんばい片足上げ左右、うつぶせ片足上げ左右、仰向け腰上げ、うつぶせ上体持ち上げ

(ウ)
 腹部の筋力をつける体操
仰向け片足上げ左右、腹筋運動、横向き足上げ左右、両足持ち上げ、ひざ上げ腰ひねり
ウ.補助運動

(ア) 歩く能力を改善する運動

横歩幅の調整(図解8)、横歩き(図解9)
    
(イ)
 いすを用いた筋力アップ体操

足首の曲げ伸ばし

(2) 転ばない環境づくり
〜事故を未然に防ぐために転ばない生活をおくろう〜
転倒を防ぐためにできること
筋力アップ、歩行力アップ

・早足で歩く
・普段から散歩や体操などする
・握力をつよくする
・自分は健康だと意識を高める

身だしなみと生活環境を整える ・履きなれた靴をはく
・身の回りの整理整頓
・裾丈は短めに、軽装で手足が自由に動かせるように
段差をなくす ・敷石や敷居などの段差を解消する
・カーペットは毛足の短いものに取り替える
転ばないための備えをする ・入院などで筋力が低下してしまった人や、慢性の病気の人は、つえや歩行器など使う
薬の注意点をよく聞く ・睡眠薬や安定剤は副作用として、眠け、ふらつきをまねくことがある
見えにくい・聞こえにくいときは、
検査・治療をうける
・視力、聴力に障害があると転びやすくなる 
・病気による場合は、診察を受け、手術や治療を行う
暗い場所には照明をつけて ・夜トイレに行くときなど暗いと危険です。廊下なども明るくしましょう
手すりをつける ・トイレや浴室、滑りやすいところには、手すりをつける
時間に余裕をもつ ・出かけるときは早めに
・信号など無理に渡らない
・自転車は安全にゆっくりと

(3) 高齢期の栄養と食生活
〜骨粗鬆症(こつそそうしょう)を予防するには〜
管理理栄養士 岡村先生

骨粗鬆症は骨がもろくなる病気で閉経後の女性に多く起こります。骨粗鬆症も若いうちに予防することが大切になります。

骨料は骨格の成長とともに20歳ごろまで増加し、成長期にピークを迎え、中高年期には次第に減少してきます。

40歳を過ぎたら、定期的に骨量の測定を受けたいものです。日常生活の過ごし方で減り方が大きく違ってくるようです。適度な運動をして、十分なカルシウムをとり、家に閉じこもらないよう生活をすることに心掛けることが大切です。

運動+日光がカルシウムの効果を高めます。

1日のカルシウム所要量
  ※骨粗鬆症を予防には800mg摂取が理想        
・幼児期 500mg
・学童・青年期 600〜700mg
・成人 600mg
・妊娠期 +300mg
・授乳期 +500mg
・老齢期 600mg                       

・おすすめは乳製品のカルシウム
乳製品のカルシウムは、他の食品より吸収率が高いので、牛乳ヨーグルトなら1日200〜300t。脂肪が気になる人は低脂肪の牛乳を利用する。牛乳が苦手な人は料理に利用したり、チーズを食べても効果的です。

・タンパク質は多からず少なからず
とりすぎはカルシウムの利用を悪くする。1日3回食事をとり、毎食、魚・肉・大豆製品を使ったおかずを1品とるようにしましょう。

・薄味料理は骨の見方
味付けが濃いと、カルシウムを取っても尿と一緒に出てしまうので注意します。



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